【DIY】知識経験0から始めるDIY生活~天井リフォーム~

なかなかネットをする時間が取れなくて

浮上率が低めのよしやです。

こんにちは。




僕は相続した築40年の戸建てに住んでるんですが

さすがに築40年ともなると色々古くさくなってきています。

なので少しずつ自宅をDIYでセルフリフォームしていこうと思います。


特にそういう仕事をしているわけでもなく、

DIYも「買ってきた板に足をつけて簡単なデスクを作る」程度の作業しかやったことがありませんが

何故か「頑張ればなんとかなる」と信じ込んでる狂人なので無鉄砲にもチャレンジします。

でぇじょうぶだ!youtubeがある!←


DIYは『大体で・いいから・やってみる』の略って言いますしね!(違う)





セルフリフォームをしようと決めると夢が広がります。


「天井はキレイにしたいな~」

「畳はフローリングに変えたいし」

「ゲームとかしやすいようにコンセントも増やしたいな~」


そんなことを考えながらネットを見てると、コンセントのDIY関連のページである文言を発見します。


「コンセントの増設等の電気工事は国家資格が必要となり、無資格での電気工事には「3万円以下の罰金、または3カ月以下の懲役」が科せられます。」







ざんねん!!わたしの りふぉーむは これで おわってしまった!!




仕事じゃなくて自分の家で自分の裁量でやるなら資格とか必要ないかなー。と思ってたけど

確かに適当にやったら、配線がおかしくなって火事にもなりかねませんしね。


さすがに電気工事を無資格をやるわけにはいきませんよね…。














というわけで取ってきました。第二種電気工事士。







文章にすると1行ですが、実際は


・電気工事に資格がいることに気づく。

・丁度試験受付をしてたので即申し込む。

・ロクに勉強もせずにのほほんと過ごす。

・試験前に慌てて勉強する。

・ギリギリ合格する。


という感じで「資格を取ろう!」と思いついてから4~5ヶ月かかってます。

でもガチで知識0で申し込んでそこから合格したので、頑張ればなんとかなるもんですね。

そんな感じで第二種電気工事士の資格を取ってからのリフォーム開始となりました。




今回やったのはメインで過ごす8畳の和室の天井のリフォームです。



これが一番最初の状態。




昔の住宅によくあった、プリントベニヤってやつです。

この天井を手を押すとベコベコ浮いてしまいます。

なので「そのままペンキを塗る」「上から何かを貼る」という手段でなく

根本から作り直すことにしました。


装備を万端にしてバールで天井をバキバキ壊していきます。





めちゃくちゃ埃とかが舞うので、防塵系の装備は必須ですね。


そうして骨組みとなった天井がこちら。





木造じゃなく軽量鉄骨造なので、鉄骨がむき出しの状態になりました。

本当は一番表面のベニヤだけ剥がす予定でしたが、骨組みがあまりに適当オブ適当な作りだったので

骨組みから作り直すことにしました。

本来こういう骨組みって455ミリ間隔で格子状になってると思うんですが、

大体普通の骨組みの半分ぐらいの密度しかありませんでした。


梁だけそのまま流用して、野縁、野縁受け、吊り木を新しくすることにしました。

もちろんここらへんの知識も0なので、ネットで検索しながらの作業となります。


頑張って骨組みを完成させるのに、土日がまるまる潰れるぐらい苦労しました…。






この後は、天井裏の電気配線工事となります。


この部屋のメインの明かりが、壁スイッチ無しの、プルスイッチ前提の配線だったので

天井裏にジョイントボックスを新設し、VVFケーブルで壁のほうに一回電気を引っ張り、壁スイッチで操作できるようにしました。

あとコンセントが足りないと思われる位置に天井からVVFケーブルを持ってきて、コンセントを3~4カ所新設する準備をしておきます。

またLANケーブルを壁に這わせるのも見た目が悪いので、天井裏に可とう電線管を設置し、中にLANケーブルを通します。

ネットで見るとCD管を使う人が多いみたいですが、一応PF管を使うのが本来の用途みたいなので、若干高いですがPF管を使いました。

通線ワイヤーとかがないと中でつっかえるかな?と思ったけど、まっすぐにした状態で通線し、その状態で天井裏まで持っていくようにしたので通線ワイヤーは使いませんでした。

LANは壁コンセントとかと並べたかったので、埋め込み式モジュラージャックを使うことにしました。

パナソニックのCAT6対応の「ぐっとす6シリーズ」を使いましたが、ネットで動画で説明してる人がいたので苦労せずに配線出来ました。

(オタク特有の早口)




え?何を言ってるかわからない?

ようするにファルシのルシがコクーンでパージって感じです。

いい感じに電気工事をして、天井裏の配線をいい感じにした。ってことです!




その後に断熱材としてグラスウールを入れてから、無垢の杉板を貼っていきます。





目透かし加工なので、雄側を奥にして、根太ボンドと隠し釘で1列目を打ち付けて

2列目以降は根太ボンドと、フローリング用の細いビスで止めていきます。

エアー工具があったら楽なんでしょうけど、そこまでお金はないので、インパクトドライバーで打ち付けていきます。





照明の部分だけちょっと加工がいりましたが、後はひたすら無心で重力と戦います。

最後の2列は隠し釘で止めて、無事天井のリフォーム完成!






材料費は、天井のみで考えると


・骨組み用木材 12000円

・断熱材 5300円

・隠し釘、ビス 2500円

・根太ボンド 700円

・天井無垢板 34000円


計54500円 となります。


そこに電気工事用の色々が加算されます。

…とは言っても正確な計算がちょっとしにくいです。

LANケーブルとか100m買ったけど、全部使ったわけではないので…。

試験練習用に買った物も以外と流用出来たりもしましたし。


大体の感じだと15000円前後ぐらいかなぁ?と言う感じです。




なので天井のみで考えると55000円、電気工事も含めると70000円って感じになります。


ネットで軽く調べた感じ、8畳を天井張り替え、無垢木材での板張りだと、

15~25万ぐらいが相場?って感じがしたので、業者に頼むよりかは安く出来たと思います。




…そう、材料費のみなら…。




こういう「○○円でセルフリフォーム!」って大体の場合、道具の値段とかは考慮されてないんですよね…w


大きな道具だけでも

・第二種電気工事士免許取得(教材含む) 43000円

・電動丸ノコギリ 6500円

・インパクトドライバー 15000円

・サンダー 9000円


73500円はかかってます。

色々細かい道具を考えると8~9万はかかってると思います。


正直プロに頼むより少し安い程度、もしくはトントンかもしれません…。




だけど「自分で天井張り替えできちゃった!」と言う満足感が大事なんです!(自分に言い聞かせるように)



あと今後DIYをするに当たって道具は無駄になりませんしね。

特に電気工事士の免許はDIYをするにあたって、めちゃくちゃ有用です。


今後も住みやすい家にするためにセルフリフォームをしていこうと思います。

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